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一の橋天風だから味わえる、オリジナル精進料理と高野山スイーツはいかが?

高野山・高野町

一の橋天風だから味わえる、オリジナル精進料理と高野山スイーツはいかが?

高野山奥之院の一の橋は、奥之院に参拝する正式な入口といわれている場所です。一の橋から御廟まで2㎞の参道には、20万基を超える諸大名の墓石、祈念碑、慰霊碑が配され、樹齢1000年という杉並木が続いています。その一の橋に、この一の橋天風があります。今回はその一の橋天風内にある、「Shojin Dining桐宝珠」の精進料理と「Koya Souvenir天風」で販売されている精進スイーツ「高野ムゥ」をご紹介します。

高野山名物を使ったボリューム満点の精進料理

「Shojin Dining桐宝珠」は、高野山名物「胡麻豆腐」等の精進料理をベースに、熊野牛やぶどう山椒など、和歌山のおいしさを味わえる特製創作御膳が頂けるレストランです。桐宝珠で提供されているメニューは、精進料理の枠にとらわれず紀州名産の食材にこだわった「創作花御膳」、寒い季節にぴったりな地鶏鍋御膳など豊富なメニュー展開になっています。中でも人気の高い料理は、高野山の食材をふんだんに使ったボリューム満点の「精進花づくし」。これは、高野精進の手ごねつくねや湯葉刺し、柿の葉ずし、揚げ物盛り合わせなど15種類ほどの料理が味わえるおすすめメニューです。また、高野山のお米を100%使ったお米の麺や、精進料理らしい料理として人気の高い、「大豆こんにゃく麺」などもメニューの中に取り入れられており、実際に食べた方から「こんなにおいしい食べ物が和歌山にあるんだね!」と大好評。四季に合わせたメニュー展開が多く、どれも精進料理では珍しいリーズナブルな価格で頂けるのが桐宝珠の魅力です。

桐宝珠で頂ける「精進花づくし」と高野山お土産におすすめな「高野ムゥ」

新しい高野山スイーツ!観光する際のお供に「高野ムゥ」はいかが?

「Shojin Dining桐宝珠」では当店若女将・専務の馬場さんが開発された生クリーム大福「高野ムゥ」を精進料理のデザートとして頂くことができ、さらに一の橋天風1階の「Koya Souvenir天風」でお土産として購入することもできます。

生クリーム大福「高野ムゥ」は、高野豆腐の粉末と出汁(だし)を植物性の生クリームに練り込みあっさりした甘さに仕上げ、それをもちもちの求肥のお餅でくるんだ、天風オリジナルのスイーツです。お土産やご進物、ティータイム、高野山を歩きながら観光する際のお供にもぴったりな商品。

生クリーム大福「高野ムゥ」を開発したきっかけは、馬場さんが若女将として働かれるようになってから”高野山らしい新しい名物を作りたい”と考えていた際、生クリーム大福を作っている工場の方とのご縁がありました。そこから工場の方と一緒に何度も試作を繰り返しながら、高野山に合う上品な見た目や味にこだわり、現在販売されているようなかわいらしいフォルムのお菓子が出来上がりました。ピンクのパッケージでやわらかな印象のある「高野ムゥ」は、その見た目から様々な年代に人気の高い商品です。誰かにあげるだけでなく、自分へのお土産としても買っていきたくなるスイーツです。

さまざまな一工夫アレンジをして楽しめるのも「高野ムゥ」の魅力

「高野ムゥ」は他で売っているスイーツ系のお土産とは違い、様々なトッピングを加えて頂くことができるのも魅力の一つ。「高野ムゥ」のお家でできるおすすめの食べ方として馬場さんは、「そのままでも美味しいのですが、一工夫アレンジとして、黒蜜やきな粉、梅シロップとの相性もいいので、それらをかけて食べるとまた違った高野ムゥとして楽しむことができます」とおっしゃっていました。馬場さんが開発された、赤ちゃんのほっぺたのようなやわらか食感の生クリーム大福「高野ムゥ」。

Koya Souvenir天風では他にも、「天風ラスク」や「精進デニッシュ」などお店オリジナル商品が数多く販売されています。

高野山旅の思い出の一つに、ぜひ訪れてみてはいかがですか?
敬称は省略させていただいております。

Shojin Dining桐宝珠・Koya Souvenir天風

所在地
和歌山県伊都郡高野町 大字大字高野山737 一の橋天風
TEL
0736-56-2631
営業時間
11:00~14:00(Shojin Dining桐宝珠)、10:00~16:00(Koya Souvenir天風)
アクセス方法
[電車]南海高野線「高野山」駅下車。南海りんかんバス「奥の院口」か「一の橋口」下車徒歩約1分

宮浦七海

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